第36試合 「世界のフットサルの今」というテーマでグローバルフットボールミーティングを開催しました
ここ最近は、中1日から2日でZoomを活用し、世界各国のフットボールに関わる方々とグローバルフットボールミーティングを行う事が出来ており、自宅待機の日々が続いてはいますが、とても充実した時間を過ごす事ができています。
今しか出来ないこと、今だからこそ出来ることを企画し、実行をする事にフォーカスをし、日々、試行錯誤している状況です。
4月10日には、「世界のフットサルの今」というテーマにて、世界各国で挑戦を続けている選手や挑戦をしていた選手、また、選手を引退し、そのまま日本以外の国に渡り、フットサルやサッカーに関わるビジネスをしている方々と熱い熱いミーティングを開催させて頂きました。
元々、フットサルを通うじて海外に渡ることとなった自分としても、フットサルを通うじて、世界の情報をインプットやアウトプット出来たことは非常に価値があったと考えています。
イタリアで3シーズン過ごし、F2のYSCCに加入をし、2020シーズンからF1の舞台に立つ予定となった伊藤玄は、「海外で経験したことを活かして、日本のフットサルを盛り上げたい」と伝えてくれました。
バサジィ大分やバルドラール浦安でプレーをし、タイリーグでもプレー経験のある松山竜二は、日本のフットサルを外から見ている中で、どのような事に向き合えば日本のフットサルが盛り上がるのか?という問いをみんなに投げかけ、みんなんで真剣に議論をしました。
2000年代最初は海外フットサルと言えばブラジル一択だった時代に、敢えてスペインにチャレンジをした海外フットサルの開拓者でもある福角有鉱さんやタイリーグで優勝経験があり、ブラジルでもプレー経験がある古庄亨さんや海外にフットサル選手を送るコーディネートの仕事をしている鈴木磨人くんからはFリーグが設立される前での関東フットサルリーグや関西フットサルリーグの話などもして頂き、比較的若い選手達も興味深く話を聞いてくれていました。
Fリーグでプレーをしながら海外フットサルにも関心を持つ森洸くんやイタリアでプレーをして1年目から活躍をする宮崎岳くん、そして、ブラジルとイタリアで経験を積みFリーグの舞台に戻ってきた大徳政博くん達の話を聞いていると、今も第一線で戦えている事が非常に羨ましくも思えました。
今回のグローバルフットボールミーティングで気になったことは、今回のテーマで上がってくる国名がイタリア、スペイン、ブラジル、タイの4カ国くらいに絞られていたこと。他にもポルトガルやカザフスタンやアルゼンチンの国名も上がっていましたが、それでもサッカーとは比較にならないくらい狭さを感じました。
Fリーグはプロリーグとは言えず、リーグの中でプロクラブとセミプロやアマチュアクラブが混在している状況です。となると、勿論、選手も完全プロ選手から仕事をしながらなんとかフットサルが出来ている選手も沢山います。このような状況の中で、フットサル選手だけでお金をもらって生きていきたいと思う選手がもっと出てきて、そして、新たな国が開拓されていく流れが出来てもいいのかなとも思っています。
サッカーの世界ではそれが当たり前のように行われていて、そのようにチャレンジを続けていくうちの世界のサッカーの良さを日本に伝えてくれる作業もあり発展してきました。
僕自身、世界のフットサルを見て来たわけではないですが、アジア各国のフットサルの環境の話を聞いて来た中で、日本のフットサル文化はすごく発展をしていると思っています。
その日本のフットサルを輸出し、そして、海外のフットサルの良いところを輸入する事により、フットサル界の血液が循環され、もっともっと発展をするきっかけになる気がします。
本当に沢山の事を考える事となった3時間でしたし、新たな出会いや久しぶりの再会を含めて、素晴らしい時間を過ごす事ができました。
ここに集まったみんなを中心に日本のフットサルも盛り上げていきましょう!僕もサッカーのみならず、フットサルの分野で日本人選手を世界と繋げられるようになるようにチャレンジを続けていきます。