【サッカー人生最高の時間】アビスパ福岡のトレーニング参加から得た新しい感情
7月20日から29日までタイ人選手を連れて、アビスパ福岡のトップチームに練習参加をさせて頂きました。この時期の日本はタイよりも暑く、タイ人選手達も「暑い、暑い」と話していたことをよく覚えています。
今回の活動は、ポートFCとアビスパ福岡の2クラブがパートナーシップを締結したことにより実現したものでした。
今まではアカデミー同士の交流で終わっていましたが、トップチームが絡む活動は初の試みでもあり、一歩ずつ前進していることを実感しています。
タイ人選手達を連れて行く際には、不安もありました。それは今回の練習参加で一定のパフォーマンスを出すことが出来なかった場合、もう次は無いと思っていたからです。
ただそれは良い意味で裏切られ、タイ人選手達が本当に頑張ってくれて、個人的にも新たな発見もあり、感動の連続でした。
19歳のPeemという選手は、アビスパ福岡の練習の質が高く、どうしても日本でプレーをしたいという気持ちになったということで、J3でも良いからチャレンジしたいと話していました。
29歳のベテランになりつつあるPedは、タイ代表に初めて参加をした時よりも今回の練習参加は緊張をしたと。そして、今までのサッカー人生の中で最も濃い時間を過ごせたと話してくれました。
福岡に行く前にはこんなに素晴らしい感想をもらえると想像をしていなかったので、終わった際には嬉しさと安堵の気持ちが混在し、とても充実したチャレンジとなりました。
個人的な気持ちとしては、可能であれば来年も同じくポートFCの選手をアビスパ福岡の練習に参加をさせてもらい、タイ人選手と共にアビスパ福岡の選手達にも良い刺激を与えられるようになれたらと思っています。