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【W杯出場を目指して】タイサッカーと日本サッカーの未来の為に出来ることを

2023年11月24日

GOAL Sports Agency

 

11月22日に石井さんがサッカータイ代表監督に就任すると、タイ代表のマネージャーであるマダムから発表があった。

 

現時点では、僕から多くの事は語れない状況ではあるが、この決定はタイサッカー界にとっても、日本サッカー界にとっても、そして、自分自身にとっても大きなニュースであり、ポジティブな決定だと思う。

 

W杯の出場枠が拡大し、アジアに対してもも8.5枠が用意されている。日本代表にとってはW杯予選はよりイージーなものになったと言えるだろう。そして、タイやベトナムなどの東南アジアの国々にとってはW杯が夢ではなく現実的なものとなり、東南アジアから一番最初にどの国がW杯への出場権を獲得するのかという新しいレースが繰り広げられている。

 

今年の5月末に、アビスパ福岡とポートFCの業務提携に携わらせて頂いた際には、本気でタイ代表のW杯出場とタイでのW杯開催を導きたいと考えていた。それは、ポートFCのオーナーは、タイ代表のマネージャーを兼任していること。また、アビスパ福岡の副社長はベルギー1部に所属するSTVVのCEOである立石さんであるということも大きい。

 

日本代表は世界の強豪になりつつあるが、そのきっかけを作ったのはSTVVと言っても過言でないと思っている。そして、タイ代表が本当にW杯出場を目指し実現する為には、タイ代表のプレーヤーがJリーグや欧州のリーグでプレーをする機会を得る必要があると思っている。

 

そして、その前に有能でタイサッカーの事を本気で考える人物がタイ代表に関わる必要があった。そして、このタイミングで石井さんがタイ代表監督に就任し、形はどうあれ自分自身も重要なポジションに立つことが出来ていると認識している。

 

今回の就任前までには、幾つかの弊害があったのは事実だが、その弊害を乗り越えて、本当に求められたタイミングで石井さんの就任が決定した。W杯予選を考えると二次予選の突破は50:50の状況かもしれないが、不可能ではない。

 

中国という地で中国代表を破り、韓国代表からは勝ち点を1でももぎ取る戦い方をする必要がある。そして、その戦いの前に日本代表戦とカタールで開催されるアジアカップも待っている。

 

自分自身がタイに来た2008年に、このようなチャレンジが出来るとは一切、思っていなかった。日本とタイの関係性や環境も大きく変わっている。そんな時代とタイミングにこのような環境に身を置けて本当に感謝しかないし、本気で全力を捧げたいと思っている。

 

やらなければいけないことは山ほどある。しかし、今はサポートをしてくれる人が本当に沢山いる。どうにか乗り越えて、新しい景色を関わってくれているみんなにも見せてあげたいし、自分自身でもその景色を掴み取りに行く事を誓いたい。

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Koichi Mano

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